「隣の芝は青い」という言葉にもあるように、何でも他人のものは良く見えがちだ。中国では日本に対して、高品質の製品に囲まれ、空気がきれいで、国民全体の民度が高いという印象を抱いている人が多い。それゆえ、中国人のなかには日本に住み、日本で暮らしたいと考える人もいるようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、「日本で働き、日本で暮らすということは中国とどのような違いがあるのか」と題する記事を掲載し、日本での生活がどのようなものなのか、中国人の見解を伝えている。

 記事はまず「食生活」について紹介し、日本には、安くて美味しい食品を提供している飲食店がたくさんあり、日本食に慣れてしまえば全く問題ないと主張。また、住環境についても心配することは少ないと紹介している。部屋を賃借する場合、非常に快適で管理の行き届いた部屋を借りられると紹介。家を購入することにした場合でも、東京都心以外の場所であれば、中国で家を購入するよりはるかに安い金額で一軒家を購入することができると紹介している。他にも、「自然環境」、「交通」、「医療」、「治安」などの各分野で「まったく心配のない、快適な生活を送ることができる」と紹介している。

 一方、日本で生活していくうえでは「注意しなければならないことも多い」と指摘し、それは「マナー」や「ルール」を守ることだと強調。日本では法律で規定されていることはもちろんだが、日本人が暗黙の内に守っているルールがたくさんあるため、中国人が日本人社会に受け入れてもらい、溶け込むためには「マナー」や「ルール」を守ることが重要であると伝えた。

 中国人が日本に住み、仕事をすることは簡単なことではなく、生まれ育った環境や使われる言葉が全く異なる土地で生活していくことには様々な苦労があることだろう。給料が良いといった単純な発想で行動しないほうが良いことは言うまでもない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)