すでに日本の新幹線を追い越したと中国が主張している中国高速鉄道。中国の新4大発明の1つとして誇りにしているようだが、実際には新幹線と比べてどうなのだろうか。中国メディアの快資訊は28日、新幹線と中国高速鉄道とでは、どちらが勝っているかに関する記事を掲載した。

 記事は、様々な角度から新幹線と中国高速鉄道とを比較。「利益」からすると中国の方に軍配が上がるとした。日本は2015年にインドの高速鉄道計画を受注したものの、数年が経った今では、コストと建設速度でインドは不満を示しており、日本も問題の難しさを認識していると主張。それで記事は、やはり「中国はすでに日本を追い越した」と主張している。

 また、中国の高速鉄道車両は走行中の「揺れ」がほとんどないが、新幹線の揺れは激しいと指摘。車両の「デザインや内装」でも、新幹線は古めかしさが否めないが、中国高速鉄道はよりおしゃれだと主張した。さらに中国の「市場」の大きさは日本の比ではなく、「市場の大きさが業界発展の速度を決定する」と、中国高速鉄道はさらに発展を続ける見込みがあると論じた。

 記事はこのように、中国高速鉄道の優位性をアピールしているが、新幹線のほうが優れている面もあるとも指摘している。それは「駅の利便性」だ。中国高速鉄道は駅が辺鄙な場所に存在するという欠点があり、そのため駅まで行くのが不便で時間がかかる。その点、新幹線の駅はその都市の中心部にあり、他の交通への乗り換えがスムーズである。

 さらに、日本の「駅弁」は日本旅行の特色にさえなっており、旅行者に愛されていることを指摘。この点、中国高速鉄道で販売している弁当は文句ばかり言われて客を満足させたことがないと残念がった。

 記事は、中国高速鉄道を称賛するばかりではなく、欠点も認めている点は客観的で評価できる。とはいえ、全体的には日本を超えたとの自信が伝わってくる内容だ。最近の中国のネット上では、こうした論調の記事が目立つようになっており、それだけ国全体が自信をつけるようになってきたと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)