11月22日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「日本が中国の最大の支援国だったことを「多くの中国人は知らずにいた」=中国メディア」(公開日:11月22日)。中国人は日本との間で「歴史問題がある」と思っている人が多いと伝えられる。この「歴史問題」とは、先の日中戦争において日本が武力によって中国本土を占領し、残虐な行為を行ったにもかかわらず、謝罪も償いもないということだとされている。

 歴史的には1972年の日中国交正常化調印式において当時の田中角栄首相が謝罪して以来、多くの首脳が「お詫び」の言葉を延べ、1978年に締結された日中平和友好条約によって、中国は戦後賠償を放棄した。そして、日本は戦後賠償の代わりに1979年から巨額の対中ODA(政府開発援助)による支援を開始し、2017年まで総額で約3兆円の支援を実施してきた。この日本の対中支援について、今年、日中平和友好条約締結40周年記念イベントに出席した際、安倍晋三首相が「歴史的使命を終えた」と終了を宣言したことで、初めてその支援の実態を知ったという中国人が少なくないという。

 第2位は、「中国製造業が日本と「最も差を付けられている分野」、それは・・・=中国メディア」(同:11月22日)。中国が経済成長し、製造業の技術力も上がっている。スマートフォン製造など、日本メーカーよりも広く普及する製品を作れるようになっているが、製造業の基本といえる工作機械の技術レベルでは、依然として日本に一日の長があるという。その違いを工作機械の主軸の回転数で示している。日本製の高性能な機械は、4万回転に達するものもあるが、中国メーカーでは1万2000回転にとどまるという。また、故障や修理についても、工作機械の中国メーカーが日本に追いつくには時間がかかりそうだと伝えている。

 第3位は、「中国人が日本を訪れる理由、それは台湾人の声を聞けば分かる=中国メディア」(同:11月19日)。訪日観光がブームになっている中国だが、それよりも一足早く訪日ブームがあり、かつ、依然として訪日旅行が活発な台湾の人たちに、日本旅行の魅力を訊ねたという記事。台湾の人たちは、「一度行くと癖になる」というほど、日本旅行を繰り返している人もいるという。漢字が読めて個人旅行に便利、「古都」「桜」「温泉」など見所が多いなど、同じように近くて漢字文化を持っている中国の人々にも共通の魅力をあげている。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)