日本の高級牛肉として知られている和牛。中国人には神戸ビーフが人気で、日本で最高級の肉を食べることを日本旅行の目的の1つに来日する人もいるほどだが、中国メディアの今日頭条は27日、神戸ビーフが日本最高級の牛肉ではないとする記事を掲載した。では、日本の「最高級の牛肉」とは何なのだろうか。記事は和牛について正しい知識を紹介している。

 記事はまず、「国産牛」と「和牛」の違いについて説明。「国産牛」は日本で長く育った牛のことで、外国の牛でも日本で育てば「国産牛」になるが、「和牛」は明治時代前から日本にいて日本の基準で交配・飼育したのことだと紹介。黒毛和牛、褐毛和牛、無角和牛、日本短角和牛の4種類のことを指している。

 さらに、和牛の中には様々なブランドがあると紹介。高級和牛といえば神戸ビーフというのが多くの中国人のイメージだが、日本3大和牛は「1位が松坂牛、2位が神戸ビーフ、3位は近江牛と米沢牛とで議論されている」と紹介した。

 では、記事で日本一とされた松坂牛にはどんな特徴があるのだろうか。記事は、最高級なだけあって肉が柔らかく、箸で切れるほどだと紹介。脂肪が良質で、25度程度の温度で溶けるため、刺身に適していると伝えている。

 記事では、2位とされた神戸ビーフも、高級であることに変わりはない。記事は、和牛がここまで海外に進出したのは神戸ビーフのおかげだと紹介。飼育方法が独特で、他の黒毛和牛よりも2-4か月も多く飼育していることや、飼料には、乾燥した草にとうもろこし、大麦、ふすまなどを混ぜて与えるなど工夫を凝らしていると紹介。さらに神戸ビーフとして認められるためには厳しい基準をクリアする必要がある。

 また、3位を争っているという近江牛には400年の歴史があり、米沢牛は柔らかく焼くとジューシーなため焼肉に合っていると記事は紹介。記事は最後に、日本に来たなら焼肉、刺身、すき焼き、ステーキ、牛丼など和牛のおいしさを引き出すような料理を食べてみるように勧めた。

 先日には、和牛の精液があわや中国へ流入するという水際で止めることができたとのニュースもあった。それだけ中国での和牛人気は高いと言えるだろう。今後も和牛目当ての訪日中国人が増えていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)