中国メディア・東方網は29日、日本に留学している中国人学生が、日本で売られていた中国メーカーのカップ麺の中身を見て驚いたとする記事を掲載した。

 記事はまず「カップ麺と言えば、真ん丸の麺の塊にフォークといくつかの調味袋、具材袋が入っている」と紹介。中国のカップ麺は、中にプラスチックのフォークが入っている。列車の中など、家の外でカップ麺を食べることが多いからだ。

 しかし、記事の作者は中国のカップ麺に付属する具材が非常に気に入らないという。「乾燥した緑色のものや、数個の肉状の物体が入っているだけ。まあ確かにカップ麺は安いから仕方ないとはいえ、これを包装写真の野菜や肉と同じものと思えというのははっきり言って詐欺である」とした。

 そのうえで、日本に留学しているある中国のネットユーザーが「私の認識を改めさせた」として、この留学生が日本のスーパーで売られていた中国メーカーのカップ麺を購入し、中を開けてみたところ、ちゃんとした大きな肉が具材として入っていたと紹介している。

 そして、「企業というものは自国民に対してより良いものを提供すべきではないのか。どうしてわれわれ中国人は逆の事をしたがるのか。非常に不公平だ。でも仕方がない。外国の人がおいしそうな肉の具材を食べるのを指をくわえて見ているしかないのだ」と感想を綴った。
 
 日本のカップラーメンだって、具材は決してそこまで豪勢ではなく、中国同様「乾燥した緑色のものや、数個の肉状の物体が入っているだけ」のものもたくさんある。中国のカップ麺にはソーセージが1本入っていたりするので、むしろ中国のほうが豪勢ではないだろうか。

 一方で、記事の作者が不満をこぼすのも理解できる。なぜなら、中国のカップ麺のパッケージに印刷されている写真が立派過ぎるからだ。カップ麺だと分かっていても、おいしそうな肉の塊がゴロゴロ乗ったパッケージ写真を見せられれば、何となく期待してしまうのが人間というもの。そして、フタを開けた瞬間、理想と現実のギャップに大いに失望するのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)