「百聞は一見に如かず」という諺が示すとおり、繰り返し他人の話を聞くよりも、実際に自分の目で確かめたほうが物事についてよく理解することができるものだ。中国人の多くが日本に興味を持ち、実際に日本を訪れる人が増えるにつれて、日本を訪れたことのない中国人が耳にする日本についての噂(うわさ)も増えている。

 中国メディアの今日頭条は26日、日本についての噂を紹介する記事を掲載し、噂と現実の違いについて紹介している。まず、記事が紹介していた日本についての噂は、「日本の街にはゴミひとつ落ちていない」というものだ。記事は、「日本は噂どおり全体的に見れば清潔だが、路地裏にゴミが散乱している様子を見ることもある」と写真とともに伝えた。

 次に記事は、「日本人は毎日寿司を食べている」という噂を紹介。だが、寿司は安い店で食べれば1皿100円ほどで食べられるが、高級寿司店では1人3万円ほど必要で、毎日食べていたら「破産」してしまうため、日本で寿司は特別な時にしか食べないと紹介。他にも、「日本人は薄味が好きだ」とか「日本人女性は、結婚後は仕事を辞めて家事をする」といった噂は一部事実だが、すべての日本人がそうではないと紹介している。

 逆に、日本人も中国について誤解している点も多いのが事実だ。たとえば、これから冬になると中国の大気汚染が深刻になることが報道されるが、これは主に北京や天津などの北部の大都市でのことで、南部にある都市などでは青空が広がっていて、PM2.5の値など全く気にすることなく生活できる場所も多い。

 さらに、中国人は毎日餃子を食べていると思っている人もいるかもしれないが、決してそんなことはない。餃子は主に中国北部で主食として食べられているもので、南部ではほとんど食べない人も多い。人から伝え聞いた情報と現実は異なっていることが多いもので、多くの中国人が実際に日本を訪れ、実際の日本を体験することで、日本や日本人に対する誤解も解消していくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)