中国の都市部を中心に慢性的に発生する交通渋滞は、多くの中国人にとっての悩みの種となっている。一方、中国と同じように車社会である日本では中国ほど深刻な渋滞は見られず、これを中国人はうらやましく感じているという。中国メディアの快資訊は24日、「日本の道路は狭いが渋滞が発生していないのはなぜ?」と問いかけ、「その理由を知ると感服せざるを得ない」と伝えた。

 記事はまず、北京の人口密度は東京の5分の1ほどしかないにもかかわらず、通勤時間帯のピーク時はまるで「災害から逃げる人びと」のように車が道路に連なり、クラクションが鳴り止まないと紹介。中国と比較して道路が狭い日本ではなぜ中国ほど深刻な渋滞は発生しないのだろうか。

 その理由について記事は、日本の都市部では公共交通機関が非常に発達しているため、中国のように通勤に車を使用しない人が多いと紹介。また、日本では交通規則が厳格に守られていて、信号無視などに対して則金が科せられたり、免許の点数が減点されてしまうゆえに、各ドライバーのマナーが非常に良いと強調。さらに、路上や歩道に駐車してある車が少ないことが、日本で渋滞が少ない原因であると伝えた。

 中国では多くの場合、街中にあるコンビニや飲食店、スーパーなどに顧客用の駐車場が用意されていないため、路上や歩道に駐車する人が少なくない。また、多くのドライバーが携帯電話で通話ながら、また、スマホの画面を注視しながら車を運転しており、こうした運転マナーの悪さが交通渋滞を悪化させていると考えられる。

 中国の都市部では渋滞が慢性的に発生していて、通勤時間帯には手が付けられない状態になっているのが現状だ。日本でももちろん渋滞は発生するが、中国に比べて道路が狭く、車線数も少なく、車も多いにもかかわらず路上に秩序が存在することは、中国人にとっては「感服せざるを得ない」ことのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)