中国・上海にある黄浦公園はかつての外国人居留地である租界に存在する公園だが、この公園は外国人専用の公園として中国人の立ち入りを制限した過去がある。これが「犬と中国人は立ち入り禁止」という言葉が生まれた背景だ。

 中国では「犬と中国人は立ち入り禁止」という言葉は、かつての侵略で受けた侮辱を示す言葉として認識されている。中国人にとっては屈辱の歴史を思い起こさせる言葉と言えるだろう。中国メディアの快資訊によれば、韓国のコンビニエンスストアでこのほど、「中国人の立ち入りを禁じる」という注意書きが貼られていたことが中国ネット上で物議を醸している。

 報道によれば、「中国人の立ち入りを禁じる」と張り紙をしていたのは韓国にある日本の大手コンビニチェーンの店舗だ。この店舗が直営店なのか、フランチャイズ店なのかは不明だが、「中国人出入禁止」と書かれたA4サイズの紙が店の入り口のガラス扉に貼られていて、店に入ろうとする客の誰もが目にすることができる。

 韓国は中国人旅行客にとって日本と並んで人気の渡航先となっており、中国人旅行客が張り紙を見つけ、中国ネット上で情報を発信したようだ。快資訊は「中国人は立ち入り禁止という張り紙は、中国人を公然と侮辱する行為」であると批判。

 さらに、店の入り口に中国を侮辱する注意書きを貼ったことで、その店を訪れる全ての客がその侮辱を目にしたと伝え、「これは中国人全体に対する挑発である」と主張した。中国ネット上でも物議を醸しており、コンビニチェーンに対して謝罪を求める声が高まっていると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)