近年の経済発展と旅行ブームにより、中国人も海外旅行を楽しむようになっている。日本は中国人の渡航先として人気が高い国の一つとなっているだけでなく、リピーターとなり2度3度と日本を訪れる人も多い。中国メディアの一点資訊は20日、中国人は口では「日本が嫌い」と言うものの、「日本は何度も訪れたくなる国」と感じているのが本音であると主張する記事を掲載し、日本の何がそこまで中国人を魅了しているのかを紹介した。

 歴史的な背景ゆえに、中国には日本に対して否定的な見方をしている人も多く、「日本は嫌い」という声が多く聞かれることは事実だ。だが日本は中国人旅行客にとって人気の渡航先となっており、リピーターとして何度も訪れている中国人もいるという事実は、一見すると矛盾を感じさせる。

 では、日本の何が中国人を魅了しているのだろうか。記事はまず「買い物」が中国人を日本旅行へと掻き立てていると紹介。中国人による「爆買い」という言葉も日本で誕生したほど中国人の購買意欲は凄まじいものがある。中国製品に対する信用が無いことの反動なのか、多くの中国人は日本製品に対して絶大な信頼を寄せているゆえ、日本で買い物をしたいという願いがあるようだ。

 続いて、日本の「環境」も大きな要因となっていると紹介している。日本の街にはごみ箱が設置されていないにもかかわらず非常に清潔な状態が保たれている様子を見るだけで、中国人としては日本に対する考え方が一新されてしまうのだという。中国では街中の至るところにごみ箱が設置されていて、さらには清掃員が常に掃除しているにもかかわらず、多くの人が平気でごみをポイ捨てするため、いつでもごみが散らかっているのが現状だ。

 最後に記事は、日本人の「民度」を紹介。これには日本で受けられる一流のサービスや、行列で割り込みをする人がいないことなどが含まれ、日本人の民度の高さは中国人観光客を非常に心地良くしてくれるため、「日本は何度も訪れたくなる」のだと紹介している。

 中国人からすれば、建て前では日本のことを悪く言わなければ自分が周囲から睨まれるという事情があるが、日本には中国にはない非日常の体験があるゆえ、何度も日本を訪れたいというのが本音のようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)