中国はかねてより日本の「いずも型護衛艦」は準空母と呼ぶべき存在であり、日本はいずも型護衛艦を「空母に改修しようとしている」と批判してきた。岩屋毅防衛相は27日、いずも型護衛艦の空母への改修に前向きな姿勢を示したが、これについて中国が改めて批判を強めるのは必至とみられる。

 中国メディアの新浪は26日、日本はF35戦闘機と準空母を用いて「海軍を再建する野望を抱いている」と主張する一方、その野望は単なる「痴心妄想」であると主張した。

 記事は、日本の空母にかける情熱は旧日本軍の頃まで遡ることができるとし、かつて日本の海軍は東はハワイまで、西はインド洋まで股にかけ、連合国の海軍に多大な損失をもたらしたと主張。日本は太平洋戦争で敗戦したが、今では高い技術を獲得しており、軍艦の建造能力は驚くべき水準にあると主張した。

 さらに、ヘリコプター搭載護衛艦である「いずも型護衛艦」はステルス戦闘機を艦載することが可能であるとし、実際に日本はいずも型護衛艦の改修し、米国の最新鋭戦闘機であるF35の艦載が可能かどうかを検討していると主張。さらに、日本では「空母を保有することで、遠方にある脅威を潰すことができる」といった論調まであるとし、こうした論調は「日本による真珠湾攻撃を連想させる」ものだと主張した。

 中国では日本の空母保有に関する議論に対し、批判一色となっているが、中国が3隻目の空母建造を行っていることを国営通信の新華社が認めたと報じられており、中国は日本の防衛に対して口を出す資格はないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)