中国メディア・東方網は20日、「どうしてアジアのeスポーツは中国と韓国が主導していて、日本では盛んに行われないのか」とする記事を掲載した。

 記事はまず、日本には中国や韓国ほどパソコンゲームが普及していなかった点を挙げた。「20世紀のゲーム界は、日本のメーカーどうしの戦いだった。日本のゲーム市場はゲーム機が主力になっていて、パソコンゲームはあくまでも補完的な役割に過ぎなかった。それゆえ、パソコンを使ったeスポーツに興じるゲーマーが日本には少ないのだ。自宅にあるゲーム機でさえ遊び尽くせないのに、eスポーツに関わる時間などないのである」と説明した。

 また、eスポーツはもともとゲーム文化に源を発するものの、ゲーム業界が最も発達していると言える日本では、今やゲーム文化が「オタク文化」の方向に進んでいると指摘。「ゲームから派生したフィギュアや娘文化に夢中になっている彼らが、どうしてeスポーツなどやりに行くだろうか」としている。

 一方で、日本にも得意なeスポーツのジャンルがあり、アーケードゲームの種目では超一流の選手が数多く存在すると紹介。しかしこの分野においても「あくまでも日本の『オタク文化』の延伸にすぎないのだ」とし、中国のプロゲーマーには全く歯が立たない状況だと伝えた。

 記事は、「今の日本は、古くからのゲーム機大国であるがゆえに、そして、オタク文化の氾濫によって、もはや大規模なeスポーツイベントを開催するような基盤や雰囲気を備えられていない。eスポーツに関しては、中国も韓国も確かに日本を笑うことができるのである」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)