笑い顔、泣き顔、困った顔、怒った顔、そして、夢中になっている時の真剣な顔・・・幼い子どもたちは、その感受性の高さから様々な表情を見せて大人たちを楽しませてくれる。中国メディア・東方網は19日、日本のロボット開発技術が、幼児の表情を再現できるロボットを生み出したと報じた。

 記事は、「日本は世界において間違いなく最もロボット研究が好きな国であり、様々なロボットを開発してきた。そして、ロボットの開発レベルも世界トップクラスだ」としたうえで、近ごろ大阪大学の研究グループがロボットにより豊かな感情の伝達を可能とする技術の開発に成功したと紹介している。

 そして、「アフェット」と名付けられた子ども型アンドロイドの顔面部分について、顔に設置した116カ所のポイントから表情の伝達特徴を細かく分析したと紹介。3次元測定技術を用いてその動きを忠実に再現し、伏し目がちになったり、見上げてみたり、さらには唇の細やかな動作によって「アフェット」により人間らしい表情を与えたと伝えた。

 記事は、同大学の研究グループが「アフェット」の開発を始めた目的について「人とロボットとの触れ合いの中で交わされる豊かな情報を活用できる社会の実現を目指すこと」だと説明。新たな「アフェット」の開発の成果が、その実現に向けて大きな啓発的作用を果たすものであるという研究者の認識を紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)