近年、中国の科学技術は驚くべきスピードで進歩しており、多くの中国人の自慢となっている。今年に至っては「すごいぞ、わが国」などという自画自賛映画まで上映されたほどだ。中国メディアの今日頭条は17日、スーパーコンピューターの分野において、日米中3カ国を比較する記事を掲載した。

 記事は、中国に限らず、世界各国がスーパーコンピューターの分野に力を入れていると紹介。その重要性は空母や宇宙開発に勝るとしている。これまで、世界におけるスパコン最多保持国は、世界に先駆けて研究開発を行ってきた米国だったが、中国が初めて米国を抜いたと記事は指摘した。

 記事によると、米国は現在、スパコン数が147台と非常に多いが中国はそれをさらに超え、205台の保有台数で世界1位となったと誇らしげに伝えた。台数のみならず、スパコンランキングでも、処理能力で中国の「神威・太湖之光」と「天河二号」が1位と2位を独占したこともあると紹介した。

 一方の日本は、保有台数は37台で世界3位だと記事は紹介。中国や米国と比べるとずっと少ないが、世界的に見ると非常に多い数字であると指摘した。「敗戦国で国土面積も大きくない国の保有数としては多く、経済、科学技術、軍事など、多くの分野のランキングでも日本は常に上位に入っていることを考えると、日本は実力ある国と言わざるを得ない」と称賛している。

 記事の中国人筆者は、スーパーコンピューターの分野で、台数でも処理能力でも世界一となったことを誇りに感じているようだが、日本も世界3位という実力があるのは事実だ。しかも日本は、日本最速のスパコン「京」の100倍の速さとなる後継機を開発しているほか、スパコンを超える「量子計算機」の開発も行っている。この先も日本は科学技術分野で存在感を示し続けるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)