中国では近年の急激な経済発展に伴い、多くの人が自動車を所有するようになった。中国でも車は決して安い買い物ではないが、その使用年数は日本と比較すると短い傾向にあるようだ。中国メディアの今日頭条は16日、「日本人が運転する車の寿命が長いのはなぜなのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由を分析している。

 記事によると、中国人の一般的な車の使用年数は5-6年ほどで、10年以上にわたって乗られる車は非常に少ないと紹介。一方、日本では状況が異なっていて、10年以上も同じ車に乗っている日本人は少なくないことを伝え、日本人が運転する車はなぜ長持ちするのだろうかと疑問を呈した。

 この疑問に対し、記事は「日本では早くから車が普及したため、日本人は自動車のメンテナンスについての知識を豊富に持っている」としたほか、「成熟した自動車市場」があるために品質の良い車しか生き残れないためではないかと推測した。

 さらに、日本には優れた消費概念があり、日本人にとって車は「移動手段」の1つに過ぎず、一部の中国人のように見栄やメンツのために頻繁に車を買い替える人は少ないと主張。一方の中国では、メンツの問題だけでなく、車そのものの品質が日本より低く、車のメンテナンスに対する知識不足もあって車の使用年数が短くなっていると分析した。

 記事は、中国でも近年は自動車を長持ちさせる知識を持った消費者が増えてきているとしつつも、まだ日本との差は非常に大きく、質の良い車を選ぶことに加え、車の維持管理の知識を身に付け実行していくといった点で、日本から学ぶべきことはたくさんあると結んでいる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)