ますます増える訪日中国人。なぜ日本旅行はこれほど中国人に人気なのだろうか。中国メディアの今日頭条は15日、「日本を一度訪れると、その後何度も行きたくなるのはなぜなのか」と題して、中国人よりも先に日本旅行が定着した台湾人の意見を紹介する記事を掲載した。台湾人が「日本を訪れる理由」を知ると、中国人の日本旅行好きの理由が見えてくるという。

 今でこそ訪日外客数で中国が最多となったが、それ以前には台湾からの訪日客の方が多かった。ある年には台湾人の100人に12人が訪日したほどで、人口比からすれば圧倒的に訪日台湾人の方が多いと言えるだろう。記事では、台湾のネット上に書き込まれた「日本旅行が好きな理由」の数々を紹介している。

 ある人は、日本ではどんな職業の人でも、「仕事に対する態度」が素晴らしいと紹介。コンビニでも建築現場の作業員でも、誰もがきちんとした格好をして、にこにこして働いているのが見ていて気分が良いそうだ。また別の人は、これまで何度も日本を訪れているそうだが、最初は古都を見たかったから、次は桜を見たかった、3度目は温泉に入りたかった、というように、日本には魅力的な場所やものがたくさんあるため、何度行っても飽きないという。また、台湾からは距離も近いため、数日の休暇で気軽に行けるとも紹介している。

 さらに別の旅行者は、「地下鉄、漢字、可愛いもの」を理由に挙げた。台湾では日本のドラマや番組が多く放送されていて、おいしそうなものや楽しそうな場所を見ていると行きたくなってしまうのだという。ほかにも、ディズニーランドのような遊園地、治安の良さ、交通の便が良いこと、刺身や米など日本の食を理由に挙げる人が多かった。漢字が読めて個人旅行に便利だというのも、中国と共通する点だろう。

 台湾では日本旅行が人気になって久しいためか、リピーターも多いようだ。一度行くと「癖になって」毎年来ているという人も少なくない。訪日中国人も最近ではリピーターが増えていると言われる。それだけ日本は中華圏の人々にとって魅力ある旅行先だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)