日本のサービス業は質が高いと評判だが、ホテルの掃除も非常にレベルが高いようだ。中国メディアの捜狐は16日、日本のホテルのサービスを知ると「本物の掃除とは何か」が分かるとする記事を掲載した。

 中国のネット上では今、ホテルの清掃が大問題となっている。5つ星クラスの高級ホテルなど147のホテルで、客の使用済みのタオルでコップとトイレを掃除、客の使いかけのシャンプーでコップを洗い、ごみ箱から使い捨てのコップを拾って戻すなどしていたことが発覚したからだ。中国のホテルでは高額の宿泊料に見合わない衛生観念のない低レベルなサービスが行われている実態が明らかになったが。日本ではありえないような話と言える。

 記事は、日本のサービス業の衛生観念は完璧だと紹介。中国人が見習うべき点があると伝えている。それは、「衛生基準が法律で定められている」、従業員には「専門の研修」を実施する、「客の残したものを保管する」、「掃除の前にテレビをつける」、「検査項目を定める」、「信用第一とする」、「客のことを考えたトイレの機能」、掃除する時間をきっちり確保するために「チェックアウトの時間が早くチェックインの時間が遅い」こと、部屋用とトイレ用で「スリッパを分けている」、部屋に「空気清浄機を設置」していることだ。

 掃除の前にテレビをつけるのは、静電気を利用してテレビの画面に集まったほこりをまとめてふき取るという掃除のテクニックのようだ。また、客の残したごみは、例えそれがレシートや食べかけのケーキであっても、翌日の夕方まで保管しておくと紹介。他人にとってはごみでも客にとってはごみではないかもしれないためで、袋に入れて日付と部屋番号を書いて保管しておくそうだ。客の立場に立ったサービスが、徹底した掃除に表れていると言って良いだろう。

 しかも日本では、高級ホテルでも格安ホテルでも掃除のレベルは同じであるとも紹介。5つ星ホテルでも使いかけのタオルでコップとトイレを掃除するような中国とは、雲泥の違いだといえるだろう。結局のところ中国人の多くが、自分が使うのでなければ構わないという自己中心的な考えであるための結果なのかもしれない。日本のように客の立場に立ったサービスを徹底しないと、こうした問題は改善されないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)