2016年に廃止された中国の一人っ子政策。その後、しばらくは2人目を出産する人が急増し、街のいたる所でおなかの大きな妊婦を見かけたが、最近ではすっかり落ち着いたようだ。それはともかく、中国の妊娠中のプレママは日本のプレママとは何かが違うという。中国メディアの捜狐は15日、日本と中国の出産・育児に対する考えの違いについて分析する記事を掲載した。

 現在2人目の子どもを妊娠中だという記事の中国人筆者によると、中国のプレママ同士の話題と言えば、母子の健康を除けば妊娠中の肥満をいかに避けるかが一番の関心事だという。そこで、「妊娠しても太らない日本のプレママ」と比較。日本のプレママは、「太らないようにコントロールしている」と紹介している。日本の産婦人科の医師はプレママに、「体重を厳しくコントロール」させており、暴飲暴食を厳しく禁じていて、意識して運動もさせているという。

 では、中国のプレママはどうだろうか。筆者は、妊娠するとお腹が空くことや、赤ちゃんに栄養が行き渡らないのが心配だと言い訳して、食べ過ぎたり夜食を取ったりする人が多く、「女王様」のように動かないで運動もしない人が多いと指摘。しかし、食べ過ぎると胃が大きくなって子宮や膀胱が圧迫されるため、むしろ量を減らして回数を増やしたほうが胃にも負担が少なく栄養が吸収されやすいと指摘している。また、中国のプレママには糖尿病や高血圧、また、帝王切開も非常に多いが、これも不摂生な生活と関係がありそうだと主張した。

 しかし筆者は、プレママは「病人」ではなく「女王様」でもなく、日本人のように節度のある食生活と適度な運動をすることで不調を避けることができると指摘。中国のプレママは「休みすぎ」で、筆者自身は日本のプレママの話を聞き、飲食に節度を持ち体重をコントロールし、毎日最低1万歩以上歩いているため、体調が非常に良いという。

 中国では、妊娠・出産は一族の一大事となっており、子どもに対してもそうだが、妊婦に対しても甘やかす傾向がある。だからプレママを「女王化」させてしまうのだろうが、何事も節度は大切だ。日本のプレママに見習って健康的な生活習慣を心がければ、「太り過ぎ」のみならず、母子の健康にも役立つことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)