住んでいる国や地域が異なれば、様々な文化や習慣は異なってくる。食文化もその1つで、日本には古くから「鯨肉」を食べる習慣がある。一方、現在の中国では鯨肉を食べる習慣はないゆえ、国際的な批判が高まるなかで日本が捕鯨に固執することに対して疑問を抱くようだ。

 中国メディアの今日頭条は12日、「日本人はなぜ鯨肉が好きなのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、「日本人が捕鯨をするその背後には、何か別の理由があるのではないだろうか」と伝えている。

 記事は日本人が捕鯨に固執するのは、「環境」と「歴史」に原因があると分析している。「環境」については、日本は四方を海に囲まれた国であり、日本人は海産物を好んで食べる習慣を持ち、その海産物の1つが「鯨肉」であったと紹介。また、「歴史」について、日本では昔から捕鯨の文化があったうえ、肉食が禁じられた時代もあったが、鯨肉はこれに含まれていなかったゆえに、禁止令などない現在でも鯨肉を食べる習慣が一部で残っていると紹介した。

 一方、現在は鯨の生息数が減少しているゆえ、国際捕鯨委員会が国際捕鯨取締条約を制定し、鯨を保護していると紹介。しかし、日本は「調査捕鯨」という名目のもとで現在でも捕鯨が行われていると紹介、日本人が捕鯨をするその背後には環境と歴史という2つの要因があったのだと論じた。

 結論として記事は、日本の捕鯨文化を否定することはしないが、生息数が減少していることは無視できない現実であることを受け止めるべきだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)