中国メディア・東方網は16日、「どうして日本のベランダはたった5ミリの板だけで隣と隔てられているのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「わが国ではベランダとベランダの間はレンガで隔てられていて、隣の家を覗くことはできない。しかし、日本の集合住宅のベランダでは、厚さたった5ミリの仕切り板で隔てられているだけななのだ。ちょっと力を入れてぶつかれば、すぐに突き破れてしまう。これはどういうことなのか」とした。

 そして、「日本は地震が頻発する国だ。火災の発生も含めて、日本では消防上の安全が重視され続けてきた。実はこの仕切り板は、避難用の装置だったのだ。板には日本語で『緊急時にはここを突き破って避難してください』と書かれているのである」と紹介した。

 また、日本では避難経路を複数確保することが原則となっており、玄関から逃げられない時には、ベランダから逃げられるようになっていると説明。階下が火事で下に逃げられない時も、仕切り板を突き破ることでひとまず隣のベランダに逃げることができるとしている。

 さらに、集合住宅には仕切り板だけではなく、ベランダの床に穴が開いていて、非常時にはこの穴から梯子を渡し、下の階に垂直に降りられる仕組みがあるとも紹介。「日本のこのような人にやさしいデザインは、客観的に見て非常にわれわれが学び参考にするに値するものなのだ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)