中国と韓国、そして、日本は同じアジアに属しているものの、その文化や習慣には違いがある。だが、食事の際にはいずれの国でも「箸」を使用する習慣があるのは共通している。だが、箸を使う習慣が共通でも、使用している箸をよく見てみると様々な違いが存在することに気づくだろう。中国メディアの快資訊は12日、「日本、中国、韓国で使用されている箸の違い」を紹介する記事を掲載し、それぞれの国で使用されている箸の特徴と作法について紹介している。

 まず記事は、中国で使用されている一般的な箸は、「長くて先端が細くなっていない」形状をしていて、材料は木やプラスチックが多く使用されていると紹介した。その理由について、中国料理は調理した料理を大皿に載せてテーブルの真ん中に置くため、「長い箸の方が便利」なのだと指摘。さらに中華料理は油を多く使用するため、「先端が細くなくて、木で作られた箸」の方が料理を挟みやすいのだと論じた。また、中国のテーブルマナーとして、箸をご飯に挿すのは焼香を連想させるゆえにタブーであることや、箸で茶碗を叩いたり、他人を指すことは礼儀に欠けた行為とされると紹介している。

 続けて、韓国では「平たくて先端が尖っていない金属製の箸」が使用されていると紹介。理由としては、韓国人は「焼肉」を好んで食べるため、金属製で平たい箸が都合が良いのではないかと考察した。一方、金属製であるゆえ、料理を挟む際に力が必要だと指摘した。

 最後に、日本では「短くて先端が尖っている木製の箸」が多くの人に使用されていると紹介。日本人は「刺身」を良く食べるため、先が尖っていたほうが使いやすいこと、日本では大皿に料理が盛られているのではなく、個々に分けて料理が提供されるために「長い箸」は必要ではないと紹介している。

 結論として記事は、中国であれ、韓国であれ、日本であれ、それぞれがその土地の食文化に合わせた形の箸が使用されているのは興味深いと結んでいる。同じ「箸」を使用する文化があるものの、各国で違いがあるのは確かにおもしろい。記事では触れられていなかったが、箸を置くとき日本では横に向けて置くが、中国や韓国では縦に置くことが習慣となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)