中国メディア・東方網は14日、中国国内の学校で近ごろ出現し、「役に立たない」との誹りを受けている「サッカーダンス」が、日本にも存在したことを紹介する記事を掲載した。

 記事は「サッカーの里」を自称する広東省梅州市がこのほど小中学校で「サッカーダンス」なるダンスを大々的に広め始めたと紹介。その趣旨が「子どもたちがダンスをする中でサッカーを感じ、知ることで、サッカーを広めていく」というものであると伝えた。

 そして、この取り組みに対して中国のネット上では「役に立たない」との批判的な声が相次ぎ、著名なサッカー評論家も「こんなものはサッカーというスポーツに対して何の役割も果たさない。それどころか、本当にサッカーに興味のある子どもたちを蔑ろにすることになる。サッカーの普及は教育当局ではなく、プロのサッカー関係者に任せるべきだ。サッカーはピッチ上でボールを蹴る運動であり、ステージで踊るものではない」と指弾したことを紹介している。

 そのうえで「しかし、思いがけないことに『サッカーダンス』はわが国だけのものではなく、日本やブラジルにもあるようなのだ」と指摘。それが、単に中国のようにボールを使ってダンスをするものではなく、体のしなやかさを鍛えるトレーニングの一環として取り入れられており、ボールのキープや相手との対抗時における身のこなしをブラッシュアップできると説明した。

 記事は、ダンスをトレーニングに取り入れている日本のサッカークラブの動画を見た中国のネットユーザーが「日本人のセンスの良さは、ダンスによるものだったのか」、「日本のダンスは意味があるが、われわれのダンスは本当にただ踊っているだけ」、「日本人はダンスを練習前のウォーミングアップにしている。終わったら教室に戻って勉強するだけのわれわれのサッカーダンスとは根本的に違う」といった感想を残したことを伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)