中国も日本と同じように白米が主食の1つとして食べられているが、近年の中国では日本の白米の美味しさが評価されるようになっている。中国メディアの一点資訊は10日、「なぜ日本の白米はこんなに美味しいのだろう」と疑問を投げかけ、日中の白米の味の違いに注目する記事を掲載した。

 日本料理は中国でも人気があるが、日本を訪れた中国人は「日本ではどの店に入っても外れがない」と感じるほど、外食のクオリティーが高く、標準化されているように感じられるらしい。記事は、日本でどのような料理を食べても「毎回叫びたくなるほど美味しいと感じるのは白米だ」と指摘した。

 続けて、日本では老舗料理店から街の小さな小料理店に至るまで、何処に行っても感動的に美味しい白米を食べることができると紹介し、日本と中国の白米の美味しさに大きな違いがある理由について分析した。

 記事は、「白米の味、粘り気、硬さは、米のでんぷんに含まれるたんぱく質のバランスによって変わってくる」とし、米の品種が味の違いに大きく関係していると説明した。そして、日本では1970年代頃から米の国内生産が過剰気味になってきたために、農家は「生産量ではなく、味の追求」を始め、さらには用途を考慮して「寿司に適した米、炒飯に適した米」の品種改良を研究するようになったと指摘。日本のコシヒカリは中国でも知名度が高いが、ほど良い粘り気とうまみがあり「冷めても美味しい」として、日本で多く栽培されている品種であると紹介した。

 また、こうして開発された米の品種は「専門の検査機関によって品質の検査と管理される」ので、各農家がブランド米を生産販売する際、一定の品質を証明することができ、最適な価格で販売することが可能になっていると説明した。

 中国で販売される米にも銘柄はあるものの、日本のように厳格な品質管理がされていないので、ぱさぱさとして不味い米はあっても、特別美味しいと感じるものは売られていない。それゆえ高級志向で味にこだわる中国人の多くが、日本の白米の美味しさに感動し、高価であっても買い求めているのも不思議ではない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)