日本には中国人観光客が押し寄せているのに、中国を訪れる日本人観光客の数に勢いがないことは、中国人にとっては不服に感じられるようだ。中国メディアの今日頭条は11日、「中国を訪れる日本人観光客は3日も経たないうちに帰国したくなる」と主張し、この誇張を含んだ笑い話は、「中国の経済発展が日本人の想像を上回ることを示している」と分析する記事を掲載した。

 記事の主張した「中国を訪れる日本人観光客は3日も経たないうちに帰国したくなる」という話は、「かつて中国が日本と比べて物価が安かった頃のイメージを持って今の中国を訪れると、所持金をあっという間に使いきってしまい、帰国せざるを得なくなる」という意味を含んでいるようだ。

 経済成長期にあった日本と比較すると、当時の中国は経済発展が遅れていて、生活するのも大変だというイメージを持つ日本人もいたかもしれない。しかし、近年の中国は急速な経済成長を遂げ、中国人自身も驚くほどの速さで都市の開発が進んでいる。記事は、中国の大都市は凄まじい発展を遂げており、「中国を訪れた日本人観光客は、経済の繁栄ぶりや車線の多い道路、張り巡らされた地下鉄、立ち並ぶ高層ビルを見て驚愕する」と主張した。

 それゆえ、「日本人が5万円ほどあれば十分に中国を楽しめると思っていても、良いホテルに宿泊して、美味しい食事を楽しめばすぐに半分は使ってしまう」と指摘し、その他に観光や買い物を十分に満喫する前にお金を使い果たして、泣く泣く帰国しなければならなくなると主張。また近年、大量の中国人観光客が日本へ押し寄せるのは、中国の経済成長の象徴であり、逆に日本人が中国を訪れないのは、「中国が発展し過ぎてお金が掛かるので、もっと安く済む国に旅行に行っているためではないか」と分析した。

 記事が主張するように、中国の大都市で贅沢に過ごすなら相当のお金が必要だが、残された古き中国を楽しむならそこまでお金をかけなくても、地元のB級グルメや人々との交流を楽しむことができるのも事実で、使う金額は旅の目的で異なってくると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)