中国メディア・東方網は13日、「どうして中国人観光客は日本に行って便座を買わなくなったのか」とする記事を掲載した。便座や炊飯器の「爆買い」は、中国人の消費習慣が成熟する過程で生まれた「笑い話」になったようだ。

 記事は、「ある統計によると、昨年の春節期間中、日本を訪れた中国人観光客が買って帰った商品の第3位が便座だった。しかし、今年の春節では便座は22位にまで後退したという。すなわち、今年の春節には日本で便座を買おうと考えていた人は少なかったということだ。どうして中国人は日本の便座を買わなくなったのか」とした。

 そのうえで、「便座はエアコンに似ていて、消費者は製品を買うだけでなく、取付サービスやアフターサービスも購入しなければならない。中国で2000元で購入した便座には、本体の値段のほかに取り付けやメンテナンスのコストも含まれている。一方、かつて大人気を博した日本の便座は、2000元で買ったとしても便座本体しかついてこないのだ。つまり、日本から買って帰った便座は帰国後、別にお金を払って取り付けを頼む必要がある」と指摘している。

 また、使っている便器の形状が合わなければ別にアタッチメントなど部品を購入する必要があるほか、故障後の修理についても例え新品であっても自腹で行わなければならないと説明した。

 さらに、そもそも日本で買った便座は基本的に中国で製造されたものであり、この点に中国人観光客が気付き始めたのも「便座爆買いブーム」終焉のきっかけになったと指摘。「ここ数年、わが国の製品の品質はますます高まっており、多くの製品が、外国において品質の代名詞になりつつあるのだ」と論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)