中国には広州市をはじめ、アフリカ系のアフリカ人が多く暮らす都市がある。中国メディアの快資訊は11日、アフリカ人はなぜ中国を目指すのに、日本や韓国を目指さないのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は最近の傾向として、多くのアフリカ人が仕事や留学などで中国を訪れており、なかには中国人と結婚して定住する人もいると紹介。その理由として、おもに3つの点が考えられると分析している。

 まずは、「中国とアフリカ諸国との関係」が良好であること。中国はインフラ建設などアフリカへの支援に力を入れており、アフリカ人が仕事や留学で海外に行く場合、自然と好感度の高い中国が選ばれるのだろうと論じた。これと同じ理由で、ロシアが旧ソ連だった時代には多くの中国人が旧ソ連に出国していたのだという。

 さらに、物資の乏しいアフリカの人にとって、経済成長を遂げて世界第2位の経済体となった中国は「チャンスのある国」で、「中国そのものの魅力」も多いと主張。国土が広い中国では、各省ごとに違った魅力があり、5000年の歴史に裏付けされた文化、風光明媚な自然、進化し続ける都市、多様な美食など、外国人を引き付ける魅力であふれていると誇らしげに伝えた。

 3つ目の理由として、中国人には外国人を受け入れる「広い心」があると自画自賛した。アフリカ出身者を差別するどころか尊重してくれるので、欧州などと受ける対応が違い、帰属感が出るのだとしている。

 これらは記事の中国人筆者の主観ではあるが、やはり経済的な結びつきというのは大きな理由の1つと言えるだろう。それだけ中国も発展してきたということの表れであり、今後中国ではますます多くのアフリカ人を見かけるようになるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)