中国メディア・東方網は12日、日本旅行で必ず行くべき100年以上続く老舗商店を5軒紹介する記事を掲載した。記事は、いずれの店についても、買い物せずに店を見るだけでも行く価値があると評している。

 1軒目は東京・銀座に店を構える文房具の老舗、伊東屋だ。100年以上続く文具専門店であり、いくつものフロアに分かれた店内には筆記具をはじめとする各種文具が所狭しと陳列されており、文具ファンにとってはまさに天国のような場所であると紹介した。

 2軒目は、東京・台東区にある釜浅商店である。「釜浅商店は、調理器具を専門に売る店で、創業は今から110年前の1908年だ。店に並んでいるのは、日本の各調理器具ブランドの商品で、日本の匠とコラボレーションして開発した自己ブランド製品もある」と伝えている。

 3軒目は、大阪の老舗お香専門店・梅栄堂だ。300年あまりの歴史を持つ超老舗であり、当代の店主はすでに16代目であることを紹介した。4軒目は、東京・神田の古書店街にある老舗の古書店・矢口書店。日本では古本文化が盛んであり、古本を扱う専門店が数多く存在するとし、矢口書店は約100年の歴史を持つ、代表的な古書店の1つであるとした。

 そして、最後の5軒目は、東京・日本橋にある和紙専門店の榛原だ。「古代の中国から日本に製紙技術が渡ったのち、日本人が現地の原料と独自の製法による和紙を生み出した。榛原は創業から200年あまりが経過しており、人びとに最も本式の和紙を提供し続けてきたのだ」と伝えている。

 記事が紹介した5軒のうち、4軒の老舗は東京にある。東京以外にも伝統を脈々と受け継ぐ老舗商店は各地に存在する。そんな老舗を巡る旅は、中国人観光客はもちろん、日本人にとってもきっと楽しいことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)