アルベルト・アインシュタインという名前は誰もが一度くらいは聞いたことがあるだろう。一般的相対性理論などの理論で知られ、天才の代名詞ともなっている物理学者だ。アインシュタインは1922年から23年にかけてアジアを歴訪し、日本も訪れている。米国プリンストン大学は2018年5月にアインシュタインの旅行日記を出版したが、そこには日本人を称賛する一方で、中国人を酷評する差別的な内容が記されていた。

 中国メディアの今日頭条は7日、アインシュタインの旅行日記の内容を紹介しつつ、「アインシュタインはなぜ日本人を称賛し、中国人を酷評したのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、アインシュタインが個人的な日記で中国人を軽視している内容を書き記していたと紹介。たとえば、「中国人は食事の際に椅子に座らず、欧州人が森で用を足すときのようにしゃがんで食べる」、「子供も元気がなく、ぼうっとしている」、「もし、中国人が他の民族と取って代わるとしたらとても悲しいことだ」などと記されていると紹介し、中国人にとってはショックな内容となっていたと紹介した。

 さらに、アインシュタインは日本に対して、「品行方正で敬愛すべき国」などと、多くの賛辞を記していると紹介し、日本人と中国人に対するアインシュタインの評価は「真逆」であったことを強調しつつも、そこにはれっきとした理由があると主張。アインシュタインは2度にわたって中国を訪れたが、そのどちらも極めて短い滞在時間であったうえに当時の中国は中華民国として内戦状態にあり、人びとは疲弊していた時代だったと指摘した。

 一方、日本はアインシュタインを盛大にもてなし、アインシュタインは講演で多額の金を稼いだからこそ、日本を称賛したのだろうと主張。その日本は第2次世界大戦でアジアを侵略し、世界の公敵となったと主張し、アインシュタインの評価など「そもそも当てにならない」との見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)