アリババグループが開催した11月11日「独身の日」のイベント「2018 11.11 Global Shopping Festival」では、1日トータルで2,135億人民元(約3兆4,800億円)の流通総額を記録した。前年比で27%増の過去最高。アリババグループCEOのダニエル・チャン氏(写真)は、「10周年を迎えた『11.11 Global Shopping Festival』は、巨大な消費力を集中的に表すだけでなく、巨大なビジネスパワーも示しています」とコメントした。

 今年の「11.11」は開始後2分05秒で100億人民元(約1,600億円)、1時間47分26秒で1,000億人民元(1兆6,000億円)の流通総額を達成。また、15時間49分39秒で2017年の流通総額1,682億人民元(約2兆7,400億円)を超えた。参加ブランド数は過去最大となる18万で、越境ECにおける国・地域別流通総額ランキングでは日本が3年連続1位を獲得した。日本のブランド・サントリーのウイスキー「響」(30年限定版)は開始3秒で売り切れた。

 今年は、アリババのエコシステムを構成する全ての事業が「11.11」に参加し、「オールイン」が合言葉になった。天猫(Tmall)や天猫国際(Tmall Global)、淘宝網(Taobao:タオバオ)などのECプラットフォームはもちろん,物流事業「菜鳥(Cainiao:ツァイニャオ)」による物流の最適化、クラウド事業「Alibaba Cloud」による各プラットフォームの運営・決済処理の支援、また、今年初参加となる「餓了麼(Ele.me:ウーラマ)」によるデリバリーでの即時配達などを実現した。

 また、2017年の「11.11」で打ち出した「ニューリテール戦略」をさらに発展させ、銀泰百貨(Intime)などの百貨店や、盒馬(Freshippo)、大潤発(RT-Mart)などのスーパーマーケットを含めた実店舗が参加し、オンラインとオフラインをシームレスに結びつけ、消費体験を向上させた。

 さらに、東南アジア向けECプラットフォーム「Lazada」が初めて参加し、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムの6カ国でも「11.11」を実施した。

■2018「11.11」のハイライト
<全体>
・流通総額:2,135億元(昨年:1,682億元。昨年比27%増)
 ・100億元達成:開始後2分05秒(昨年:開始後3分01秒)
 ・1,000億元達成:開始後1時間47分26秒(昨年:開始後9時間4分)
 ・2,000億元達成:開始後22時間28分37秒(今年初)
・総発注オーダー数:10.42億(昨年:8.12億)
 ・10億達成:開始後23時間18分09秒
・参加ブランド数:18万(昨年:14万)
・参加した国・地域数:230(昨年:225)

<越境EC>
・越境EC(天猫国際)参加ブランド数:1万8,000
・国・地域別 流通総額ランキング:1位=日本、2位=アメリカ、3位=韓国、4位=オーストラリア、5位=ドイツ、6位=イギリス、7位=フランス、8位=スペイン、9位=ニュージーランド、10位=イタリア。

・輸入ブランド流通総額ランキング:1位=Swisse、2位=Moony、3位=花王、4位=Aptamil、5位=Bio Island、6位=a2、7位=MartiDerm、8位=A.H.C、9位=Elta MD、10位=Move Free。

・輸入カテゴリー流通総額ランキング:1位=健康食品、2位=粉ミルク、3位=フェイスマスク、4位=紙おむつ、5位=エッセンス、6位=ベビー用食品、7位=乳液、8位=洗顔料、9位=メイク落とし、10位=化粧水。(写真は、アリババグループCEOのダニエル・チャン氏。提供:アリババグループ)