国土の広い中国には様々な地理や気候が存在し、長く続く海岸線だけでなく、多くの「砂漠」も存在している。中国には世界で2番目に大きい「タクラマカン砂漠」を始め、大小様々な砂漠があり、世界で最も「砂漠化」が深刻な国の1つでもある。

 中国では日本人によって砂漠化を食い止める努力が行われているが、中国メディアの快資訊は5日、「7000人もの日本人が中国の砂漠で植樹をしている理由」を紹介する記事を掲載し、その努力を知ったら「感慨深いものがあった」と紹介している。

 記事は、砂漠化を食い止めるため、中国もさまざまな対策を行い、努力を行っていると紹介する一方、「中国の砂漠対策を考えるにあたっては1人の日本人の名を挙げないわけにはいかない」と指摘し、日本の農学者である故・遠山正瑛氏の名前を挙げた。

 続けて、遠山氏は1990年から10年以上にわたって「中国の砂漠で奮闘を続け、砂漠の緑化を実現した」と紹介し、しかも、遠山氏が私財を投じてまで中国の砂漠の緑化に取り組み、これに賛同した日本人が協力してこれまでに300万株を植え、実際に砂漠の緑化に成功したと紹介。遠山氏が中国で行った取り組みは「今後も消えることのない功績として称賛され続けるであろう」と論じた。

 結論として記事は、中国では環境のことを考えない人たちが大勢いるが、環境保護の責任は個々の人にあると主張。多くの日本人が中国の環境保護のために努力しているというのに、中国人がその努力を行わないのは筋が通らないことであり、中国の環境は中国人が守るべきだと読者に訴えた。自然環境を壊すのは非常に簡単だが、壊れた環境を元に戻すには多大の努力と時間と資金が必要になってくる。凄まじい勢いで経済が発展している中国だが、同時に自然環境の保護にも目を向けていってもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)