日本は豚肉の消費量が比較的多く、鶏肉や牛肉を上回っているが、日本よりも多く消費している国もある。中国ではどの肉より豚肉の消費量が圧倒的に多く、また、ソーセージの生産が多いドイツや、生ハムが愛されているイタリアなども豚肉消費が多い国だ。中国メディアの今日頭条は9日、アジアで豚肉の消費の多い日本と中国の豚肉の販売方法の違いを紹介する記事を掲載した。また、インドの豚肉の売り方も紹介している。

 まず記事は、中国での豚肉の一般的な販売方法について紹介。中国南方の市場などでは、部位ごとに切り分けられた肉を木の板の上に載せて販売すると伝え、「客は素手で生の肉を触ったりひっくり返したり、色を見たりして新鮮かどうか確認してから買う」と紹介した。北方では購入量が多いため、部位ごとに切り分けられてはおらず、直接その場で切り落としてもらうのだという。

 一方の日本の豚肉の販売方法は、「より衛生的だ」と記事は指摘。そもそも、日本ではスーパーで肉を買うことが多く、もちろんハエが飛び交うような屋外の木の板の上で切り分けることも、客が素手で触って確認することもない。記事は、日本では売れ筋の部位だけをきれいにしてパック詰めにして販売すると紹介。ラップには産地や種類が表示されていることや、中国人の好きな豚足や豚の頭はなかなか見かけないのも中国との違いだと伝えた。

 ちなみに記事は、消費量は少ないがインドの販売方法も紹介している。インドではあまりブタは食用にされていないが、一部には食べる人もいるという。記事はインドの特徴は「売っている場所がとても汚い」ことだと指摘。ブタを丸々一頭吊り下げることが多いが、地べたにそのまま置いて売ることもあり、足で蹴っていることもあるので非常に不衛生だと紹介している。

 肉の販売方法ひとつとっても、同じアジアでも様々のようだ。中国の販売方法と比べると、日本ではスーパーできれいに包装された新鮮なパック売りの肉が買えるのはありがたいことと言えるだろう。また、使いきりサイズにしてあったり、スライスしてあったりするのも中国ではみられないことであり、日本はやはり消費者に優しい国ということができるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)