温泉は世界各地にあるが、入浴の仕方はそれぞれに異なる。日本の温泉地では、大浴場であれば見ず知らずの人と裸で同じ湯船に入ることになるが、世界には温水プールのような温泉に水着を着用して入るのがルールの国も少なからず存在する。中国メディアの捜狐は6日、日本の温泉文化を説明し「日本で温泉に入る時にはどのような事に注意すべきか」を紹介する記事を掲載した。

 中国にも温泉施設はあり、個室に分かれている個人風呂のような部屋がある施設も存在するが、多くは水着を着用して入る室内プールのようになっていて、家族で楽しめるレジャー施設として多くの人に親しまれている。それゆえに、日本を訪れる中国人観光客にとって日本の温泉は新たな体験となるようだ。

 記事は、日本の観光資源のなかでも温泉は「日本ならではの一大特色」として多くの中国人を引き寄せていると紹介。なぜなら各地の温泉には景色を楽しめるよう考えられた露天風呂があって、秋には紅葉、冬には雪景色とその風情を楽しめるためだと指摘した。

 しかし、「日本で温泉を楽しむためには、注意しなければならなことがある」とし、もし知らずに温泉に入ると「周囲の日本人を不快にさせ、白い目で見られてしまう」と注意した。これも、日中の習慣の違いによると言えるが、中国人は温泉に入る際は水着を着るので、裸には強い抵抗を感じるようだが、「日本人は水着を着て入浴するより、裸の方がリラックスでき、心地よいと感じる」ので、「日本の温泉施設では裸で入浴することが求められる」と指摘した。

 また、「湯に入る前に体を洗うこと」や「湯に入る際は静かに入り、しぶきが他人に掛からないように注意すること」や、「他人をじろじろと見るのも相手を不快な気持ちにさせる」として避けるように勧めた。

 日本の温泉施設でも、中国人向けに温泉のマナーについて説明する等の取り組みがされている。中国人観光客にも日本の習慣を理解しようという思いがあることを願いつつ、ぜひ日本式温泉を理解したうえで楽しんで欲しいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)