観光立国を目指す日本にとって、中国人旅行客は「数」の点でも、使用する「金額」の点でも非常に重要な存在となっている。中国人旅行客は日本に大きな経済効果をもたらしており、日本の観光業界も中国人の集客に力を入れている。

 しかし、中国人の予想外の行動に戸惑いを感じる日本人も少なくないのが現状だ。中国メディアの今日頭条は7日、「草花が植えられている場所に中国人旅行客が踏み込んで行く姿に、反感を覚える日本人は多い」と注意を促す記事を掲載した。

 中国人が訪日する主な目的はやはり買い物だが、その一方で日本の美しい景観も中国人を魅了している。記事は、気候が温暖な鹿児島も美しい自然と歴史や文化の史跡を観光できる、中国人に人気の旅行先となっていることを紹介する一方で、「中国人の心無い行動が日本人の反感を買っている」と指摘した。

 鹿児島には観光客も楽しむことのできる公園が数カ所あり、広々とした園内は良く整備されており、一面に広がる季節の花々を眺めながらゆっくりと散策を楽しむことができるという。中国では整備された公園や遊歩道のある山を散策するには大抵入場料が求められるものだが、日本では美しい公園を無料で楽しめるのは中国人にとっては嬉しい限りらしい。しかし、なかには観賞して楽しむだけに留まらず「草花の植えられた場所にまで踏み込んで行って、写真を撮ったり、花を摘んだりする」中国人がいるという。

 また、付近には進入禁止の表示があるにもかかわらず、親が率先して子どもを連れて、草花が植えられている場所に踏み込む様子も見られると伝えた。記事は、友達に美しい写真を届けることができるかもしれないが、「美しい環境を乱してまでするべき行為だろうか」と問いかけ、「日本人の景色の鑑賞の仕方と比較すると非常に恥ずかしく感じる」と批判し、国外で恥をさらすような行動は慎むべきだと呼びかけている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)