中国メディア・東方網は8日、道端に落ちていた物に対する日本人の扱い方について「神秘的な脳みその回路に正直敬服する」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本では物を落としてしまっても、どんなものでも関係なく大概は戻ってくると言われるが、これは本当なのだろうか」としたうえで、近ごろ日本のネットユーザーがシェアした「かわいらしい落とし物」の写真を掲載し「路上で物を拾った人が、落とし主が気づきやすいようにと物を移動させた場所が非常におもしろい」と紹介した。

 紹介されたのは、パンダの置き物に巻かれたマフラー、歩道の短いポールに着せたダウンジャケット、ガードレールの隙間に突っ込まれたスヌーピーのぬいぐるみ、消火栓の柱に掛けられた眼鏡、透明のビニール袋に入った状態で木に吊るされている麦わら帽子、道路標識から吊るされている片割れのシューズ、三角コーンの根元に巻き付けられた毛皮の襟巻きなどである。

 記事は、「もし、物を落としてしまって取りに戻った時に、こんな風に置かれていたら、ホッコリするのではないだろうか。みんなこういう意識を持つようになればいいなと思う。細かい小さな部分が、人どうしの心を温めるのだ」と評している。

 また、このような配慮や、交番に届ける習慣は日本人が幼稚園の頃から受ける良好な道徳教育の賜物であり、それに遺失物預り所などの社会的なシステムも相まって、初めて「日本では物を落としてしまっても大概は戻ってくる」という現象を可能にしているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)