日本と中国と韓国はそれぞれ地理的に近く、歴史を紐解いても古くから往来があった国同士だ。現代でも経済面では密接な協力関係にある3カ国だが、必ずしも関係が良好というわけではないのが現状だろう。

 中国メディアの一点資訊はこのほど、韓国のネット上で「日本と中国と韓国が1つの国になったらどうなるか」についての議論が巻き起こったと伝えつつ、多くの韓国人ネットユーザーから様々な意見が寄せられたと紹介している。

 記事は、「日中韓が1つの国になった場合」という仮定についての議論は韓国ネット上で大きな注目を集めたと伝え、多くのネットユーザーは「日中韓の間に存在する溝はあまりにも巨大」であり、仮定そのものが成り立たないと主張したと紹介。一方で、もし国家間に存在する溝を無視して考えた場合、「日中韓が1つになれば米国やロシアすら及ばない世界随一の大国が生まれる」という意見もあったことを伝えた。

 日中韓の国土の合計面積はロシアに次いで世界第2位となり、人口では16億3000万人に達し、世界の21%を占めることになると指摘。また、国内総生産では当然のように世界一の規模となり、また電機、自動車、造船、機械など様々な分野で世界を完全にリードする国になるはずと主張した。さらに、日中韓が1つの国になれば軍事面でも世界最高水準になることは容易に想像できるとし、日本の技術力に中国の兵力が加われば米軍すら敵わないという主張を紹介した。

 確かに日本と中国と韓国が仮に1つの国になれば、あらゆる分野で世界に与える影響は極めて大きくなることは想像に難くないが、記事の指摘のとおり、「日中韓の間に存在する溝はあまりにも巨大」であるため、現実的にはありえない仮定と言わざるを得ないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)