中国メディア・東方網は3日、日本人でなければ食べることができないであろう、深い味わいをもつ「生食」文化について紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本人の物事に対する態度は非常に慎重であり、その態度は日本のグルメの中にも持ち込まれている。日本人は非常に生食が好きであるほか、味だけではなく視覚的な部分も追求するのである」と紹介した。

 そのうえで、繊細な味わいを持つ生食の1つとして馬肉の刺身を取り上げ「みんな馬肉はおいしくないと思うかもしれない。確かに口に含むといささか硬い印象を覚えるのだが、噛めば噛むほど馬肉の爽やかな香りを味わうことができる。なぜなら、馬肉の肉質が非常に繊細であり、噛むことによって溶けてきた脂肪と相混じって甘みを感じることができるのだ」と説明している。

 また、一年中おいしく食べることができるという北海道・厚岸産のカキを紹介。「厚岸は年間を通じて温度が比較的低く、ここで育った生ガキは身が締まっていて品質も非常に優れている。どうして品質が優れているかと言えば、生ガキを養殖するのに3年もの時間をかけているからだ。手間暇かけて育てた牡蠣の上にレモン汁を垂らしてそのまま口に持って行けば、つるっとした食感をが楽しめるとともに、海鮮特有の生臭さがちっともないのだ」と伝えた。

 記事は、日本人が生食を好むのは、日本人の文化に関係していると指摘。日本人は食べ物の加工技術を最小限に抑え、食材を可能な限り自然に近い味で食べようとし、「料理しないこと」こそ最高の料理という考えがあるのだとしている。また、火を通して食べるよりも栄養が多いことも、日本で生食が好まれる理由であると解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)