中国メディア・東方網は1日、「どうして日本の自動車メーカーだけが中国に技術を売ったのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「中国の自動車メーカーもかなり発展してきたが、それでも中国のクルマづくりは国外より遅れている。そこで多く技術を国外から導入してきたのだが、その大部分が日本から買い入れたものであることに気付く。どうして日本のメーカーだけは中国に喜んで技術を供与したのだろうか」と疑問を提起したうえで、3つの点からその答えを示している。

 まずは、日本の自動車企業が中国市場を開拓するためだと指摘。「中国の技術が不十分ななかで、中国市場という巨大なパイにありつくために、日本企業が自らの技術を中国に売って稼ごうとするのは自然なことだろう」と説明した。

 2つめの理由は、日本メーカーが中国に供与してきた技術は基本的に日本ですでに古くなったものだからとし、すでに自国内では最新技術の開発が進む中、中国に供与してももはや国内業界に影響がないうえ、中国ではまだまだ「最新技術」として儲けることができ、しかもそのお金をさらなる研究に費やせるという好循環ができると伝えた。

 3つめは、自らの技術を中国に売れば、中国でその技術を利用するうえで自然と日本の部品が必要となり、日本企業は部品の輸出でも設けることができる点をを挙げている。

 記事は最後に「日本企業は本当にしたたかであり、お金儲けのチャンスを少したりとも無駄にしなかったと言わざるを得ない。しかしその一方で、これらの技術があったからこそ中国の国産車は進歩、発展ができたことも否定できないのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)