各国の文化や習慣が自国とあまりにかけ離れている場合、理解し難く、そして、滑稽に感じることがあるが、中国メディアの捜狐はこのほど、「日本のトイレ文化とはいったい何なんだ」と訝しがる記事を掲載した。

 日本人にとってはごく普通のことなので、逆に「トイレ文化」と言われると意味がぴんと来ないのではないだろうか。記事の指摘によると、日本のトイレはただ用を足す場所に留まらず、「休息とそれ以上のサービスを提供している場所」なのだという。

 日本を訪れる中国人観光客が目にするであろう、空港や高速道路のサービスエリア、各地の道の駅、百貨店やショッピングセンターのトイレを見てみると、確かにそれぞれの場所では明確なコンセプトを持って設計されているものが多いのではないだろうか。さらに、「トイレ内に見られる人間味のある設計」も中国では見られないゆえに、中国人を驚かせるという。例えば、用を足す際の擬音装置や、おむつ交換のためのベビーベッド、メイク直しができる化粧台など、そこから離れがたく感じさせる設備が存在するのも日本のトイレの特徴だと紹介した。

 臭く、汚いと言われる中国の公衆トイレも近年はだいぶ改善が図られてきたが、やはり臭いが気になる場所が多く、一刻も早く立ち去りたい場所には変わりない。それゆえ、中国人にとってはただのトイレが、「日本ではここまで多様性を持ち、清潔で居心地の良い空間に変化していることは、すでに1つの文化と言っても過言ではない」と主張した。

 また、日本人のトイレに対する執着がどれほど強いかは、「日本ではトイレには神様がいると信じられていることや、11月10日をトイレの日と定めていることにも表れている」と指摘した。こうした指摘を受けると、確かに日本人のトイレに対するこだわりは中国人よりも強いと感じさせられるし、日本人が海外で困ることの1つが「トイレ問題」なのにも納得がいくのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)