中国メディア・鳳凰網は10月31日、「あなたに本当の日本を感じてもらう」とする文章を掲載した。そのなかで、日本人の「細やかさ」を感じる製品やちょっとした光景を紹介している。

 文章はまず、「日本を訪れた観光客の多くがショッピングに精を出す。それは、ある側面で日本製品の品質が保証されていることを説明している。その背景には、ニセモノを作った時のペナルティの大きさとともに、日本の製造業に存在する厳しい基準があるのだ。日本で日常体験をすると、物やサービスの利用者に対する細やかさを感じることができるのだ」とした。

 そのうえで、日本で販売されている個包装の味付けうずら卵の写真を紹介。「シンプルなうずら卵の包装なのだが、その設計はまるでコンタクトレンズのトレーのよう。卵と汁がベストな位置に置かれていて、包装を開けるのに力も要らないし、開けた時に汁や中身が飛び出すといった気まずい光景も発生しないのである」と説明している。

 確かに、中国で売られている個包装のお菓子を見ると、中身が袋の中心ではなくちょっとずれていることが結構ある。一方で、日本の個包装食品はどれも同じ位置になるようにパッケージされており、このあたりに「差」を感じる中国の人がいるというのも、うなずけるのではないだろうか。

 文章はまた、ラーメン店で見かけた、調味料を入れるための小皿についても言及。テーブルに積まれている小皿の一番上に食品用ラップが乗っかっていたとし、「そうすることで一番上の小皿の衛生を保ち、客が安心して上から順に皿を取ることができるようにしているのだ」と解説した。

 よく注意しないと特に何も考えずに見過ごしてしまいそうな、非常にさりげない配慮だが、そういうものほど気付いた時の驚きが大きいのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)