10月が終わって11月に入り、朝晩を中心にかなり冷え込むようになった。気温の低下とともに恋しくなってくるのが、アツアツのおでんだ。中国メディア・東方網は10月31日、日本、中国、韓国にそれぞれ存在する「おでん」を比較して紹介する記事を掲載した。

 中国ではおでんのことを「関東煮」と呼ぶ。記事は「関東煮はわれわれの生活の随所で見られる。小さな枠の中にそれぞれ異なる食材が入っていて、自分の好きなもの選ぶ。安くて手軽なのが大きな魅力だ」としたうえで、3カ国のおでんの特徴について紹介している。

 まずは、日本だ。日本のおでんは海産物でとったスープがベースになっていて、そこに、主に大根、こんにゃく、卵、昆布、魚の練り物などの食材が浸っていると説明。あくまでも食材本来の味を生かしているのが特徴で、スタンダードなおでんでは辛子をつけて食べるのが好まれると伝えた。

 続いては、韓国のおでんである。テレビドラマでしばしば見かけるおでんの屋台には、串に刺さった各種具材と、澄んだ色のスープが見受けられる。味噌と小魚で取ったスープが特徴で、具は魚製品やこんにゃく、イカ、エビなどが用いられるが、比較的単調だとしている。

 そして、最後に中国の「関東煮」について言及。基本的に具材はすべて串刺しになっているとしたほか、スープについては「一般的にみんな合成された調味料を用いており、日本のおでんのようにだし汁に対するこだわりが見られない」と厳しく指摘した。一方で、中国にも優れている点があるとし、練り製品の団子だけで十数種類はあり、他にも野菜や麺、豚などの血を固めたもの・・・といったように、具材のバリエーションが日韓よりも豊富であると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)