同じアジア人である日本人と中国人は、欧米人からすると見分けにくいと言われることもある。だが、中国人からすると「日本人は痩せている」というイメージがあるようで、中国メディアの今日頭条は26日、「なぜ日本人はこんなに痩せているのか」と問いかける記事を掲載した。

 日本人からするとそんなに痩せているだろうかと感じるが、記事によると「日本のアニメ漫画や剣道や寿司よりも、日本人がみな痩せていることの方が中国人に深い印象を与えている」と主張した。

 そして、これは単に感覚的なものではないとして、世界保健機関(WHO)の報告によると、米国人の2015年から16年にかけての成人肥満率は39.6%であったのに対し、日本人の成人肥満率は4.5%ほどにすぎず、太っている人が少ないと指摘した。中国ではもともと人口が多いこともあるが、近年の経済成長を背景に肥満が社会問題となっており、肥満人口は世界最多となっている。

 記事は、日本人の運動量は他の国と比較してもさほど多くないにも関わらず、体型を維持できているのは「先天的な要因以外に、飲食や生活習慣が大きく関係している」と主張し、日本人の生活習慣で瘦せる秘訣となっているものについて独自の分析をした。

 まず飲食面では、日本人は「腹八分目」という言葉どおり、「適度な食事量」を保っていること、また「バランスよく様々な栄養を摂取」すること、また「油の少ない調理方法」が関係していると指摘した。確かに、日本料理と中華料理を比べると、中国では油をたっぷり使って大蒜や香辛料の香りを引き立たせた料理が「香りが良く、美味しい」とされるため、調理の際は日本料理より多い油を使っている。また、中国人にとって食事は親しい人と賑やかに食べることなので、満腹になるまでついつい食べ過ぎてしまうようだ。

 生活習慣病は現代人の病気と言われ、肥満体型の人はより病気になる可能性が高いという。そもそも生活習慣の異なる日本と中国では対策方法も異なるが、自分の生活を見直し、健康意識を持つことが大切だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)