中国では日本と同じようにコメを主食として食べる文化がある。13億人以上の人口の胃袋を満たすため、中国国内でも様々な農作物が生産されているが、中国人の食に対する安全意識が高まってきているためか、中国に輸出されている日本産のコメは中国で支持され始めている。

 中国メディアの捜狐は22日、「国土が非常に狭い日本がなぜ農業大国である中国にコメを輸出できるのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について考察すると共に、日本がどのような農業を行って作物を生産しているのか紹介している。

 記事は、日本は四方を海に囲まれている小さな島国であり、国土の大半が山地であり、農業に適した平地が少ない国であると紹介する一方、それでも日本の農業は高い競争力を持つのが現状であり、日本では中国と違って農業でも十分に豊かな暮らしができると紹介した。

 さらに、日本では農業の機械化が進んでいて、農業従事者の負担が軽減されていること、また、日本には各地に大学の農学部、農業短期大学さらに農業の専門学校や、農業共同組合などの組織があり、農家の助けとなって効率良く、農作物を生産することができるようになっていることを挙げ、こうした背景のもとで品質の高いコメを生産し、安全な食べ物のニーズが高まっている中国に美味しいコメを輸出することができているのだと分析した。

 中国では日本から輸入されたコメには高い関税がかけられており、中国国内で生産されたコメの何倍も高い値段が付いている。だが近年では、中国人の食に対する安全意識が高まってきていることから、どのような農薬が使用されているか疑わしい国産より、日本産のコメを選ぶ人も増えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)