中国メディア・捜狐は28日、卓球中国代表元監督で、中国卓球協会副会長の劉国梁氏がこのほど日本を視察し、ある部分について「すでに日本に負けている」と危機感を示したと伝えた。

 記事は、「劉氏が先日日本の卓球視察を終え、自身のSNSアカウント上で視察の総括をした。今回の目的は、他人の長所と自らの不足点を意識し、補強を行うためのものだったようだが、劉氏は中国卓球界に潜む一大危機についても明かしている」とした。

 そして、劉氏が日本でTリーグの開幕式に出席したほか、卓球エリートアカデミーの視察も行ったと紹介。そして劉氏が「18歳以下の男女選手7人のために、卓球台が18卓、コーチが24人もいる。実力や成績はまだ中国には及ばないが、機材やコーチの数、バックアップ体制などはいずれもすでに中国と遜色がないか、むしろ上回っている」と評したことを伝えている。

 そのうえで「7人の選手に24人のコーチという点は確かに、われわれも注目せざるを得ない。劉氏は帰国後受けたインタビューで、中国卓球界には本当に発展を推進できる人材が不足しているとの考えを明確に示した。実際、先日のアジア大会でもコーチ不足により地方代表チームのコーチが助っ人として来ていた。かつては優秀な指導者に事欠かなった中国代表だが、今は人手不足が悩みの種になっているのだ。コーチ自体の質は日本の比ではないほど高いのだが、それだけでは人手不足の問題は解決できない」と解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)