日中関係の改善を象徴すると位置付けられた安倍首相の訪中期間中、中国メディアは40周年を迎えた日中平和友好条約をはじめ、日中友好に関する記事や文章を数多く掲載して友好ムードを高めている。

 中国メディア・観察者網は26日、北京で開かれたフォーラムに出席した日本の県知事が中国語でPRを行ったことで喝采を浴びたと報じた。

 記事は、安倍首相が中国滞在中の26日に北京の人民大会堂で第1回日中第三国市場協力フォーラムが開かれ、そこで会場全体から大きな喝采が出る場面があり、喝采を浴びたのが平井伸治鳥取県知事だったと紹介した。

 そして、登壇した平井知事が日本語ではなく中国語で、鳥取県の名産品や、名探偵コナンやゲゲゲの鬼太郎の作者に縁があることをPRしたと説明。「最初に中国語で『ニイハオ』と話して友好ぶりを示すのはもはや珍しいことではないのだが、この57歳の知事はその後のPR部分まで中国語でやってのけたのだ」と伝え、会場から大きな拍手が起こるとともに、出席していた中国の関係者が親指を立てて賞賛する様子が見られたと伝えている。

 記事は鳥取県について「日本海沿岸にあり、日本の47都道府県で最も人口が少ない。中国人のマンガ・アニメファンにお馴染みの名探偵コナンの作者・青山剛昌は鳥取県出身であり、故郷の大栄町は『コナンの街』に変身して多くの観光客が訪れるようになった」と紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)