紅葉と温泉の2つが揃えば、多くの日本人は最高の寛ぎを期待してしまうだろう。日本各地にある温泉は主要な観光資源でもあるが、中国メディアの今日頭条は23日、中国と日本にある習慣の違いから「中国人にとって日本の温泉はそれほどリラックスできる存在ではない」と主張する記事を掲載した。

 中国にも温泉施設はあり、家族で訪れる憩いの場として親しまれている。近年多くの中国人観光客が日本を訪れているが、火山列島と呼ばれる日本にはどこに行っても温泉を楽しむことができるので、必ず体験すべきと言われている。しかし、中国と日本の文化や習慣の違いから、日本の温泉を存分に楽しめない中国人もいるようだ。

 記事が紹介しているのは、日本人が温泉に入る時の「裸の付き合い」で、「日本人は温泉に入浴するときには何も着用しない」と紹介。日本では裸で入ることが相手に何も包み隠していない誠実さを示すと主張し、水着や浴衣を着て入浴することは相手に隠し事をして、尊重していないと解釈されてしまうと主張した。

 この説明は多少誇張されていているが、日本人にとっての「裸の付き合い」は中国人にとっては理解し難い習慣のようだ。それゆえ中国人が「日本のスタイルで温泉に入るには、勇気を奮い起こし、恥ずかしさを克服しなければならないので、十分にリラックスすることができない」と訴えた。しかし最近の日本では客室専用風呂を備えた宿泊施設も増えているので、気まずさを感じる中国人観光客の悩みはこれで解消されると紹介した。

 中国の温泉施設の多くは、水着着用で男女混浴なので、温泉プールと表現した方が適切な存在だ。家族全員で楽しむことが出来るので、これもまた違う良さがあると言える。日本の温泉には、他の人も寛げるようにする為に独自のマナーがあるゆえ、中国人観光客もこうしたマナーは心得て、日本スタイルの温泉を楽しんで頂きたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)