中国メディア・東方網は24日、「日本のゴミの山からは、どうしていつも大量の現金が見つかるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、石川県加賀市にあるゴミ捨て場で今年8月、作業員が現金2000万円の入った箱を発見したことを紹介。このほかにも今年に入って群馬県沼田市のゴミ捨て場で4251万円、奈良県御所市で約2000万円、三重県伊賀市で約100万円、宮崎県延岡市のゴミ捨て場で201万円の現金が見つかったとし、「日本ではゴミ捨て場を漁れば一気に富豪になれそうだが、それにしてもどうしてこんな巨額の現金がゴミ捨て場に持って行かれるのだろうか」と疑問を呈した。

 その答えの1つとして、沼田市で見つかった約4200万円の事例を紹介。「一緒に捨てられていたゴミは、近ごろ亡くなった高齢者の家から出たものだということが分かった。家族が家屋を解体するにあたり、現金の入っていた木箱をゴミだと思って捨てたようだ」とし、専門家が「高齢者が亡くなった家で、大量の現金が入った箱や袋が見つかることは珍しくない。高齢者は銀行やATMに行く手間を惜しみ、現金を自宅に貯め込む傾向にある」と伝えている。

 記事はまた、日本経済に存在する問題も背後にあると指摘。その問題とは「高齢者に限らず、市民が銀行に預金するくらいなら、家に現金を置いておいた方がまし」という状況であり、超低金利により銀行に預けても利息がつかないことが、ゴミ捨て場からしばしばゴミと誤って捨てられた現金が見つかる遠因の1つになっていると解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)