日本、韓国、ベトナムの3カ国にある共通点とは何であろうか。中国メディアの今日頭条は22日、中国はこれまで1度も「大」という文字を国名に付けたことがないにもかかわらず、なぜ日本や韓国、ベトナムは「国の名前に大を付けた」のだろうかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、歴史を振り返ると「日本、韓国、ベトナムの3カ国はいずれも中国の影響を受けた国である」と指摘し、それ以外にも共通点があると主張。韓国は正式には「大韓民国」、日本は第2次世界大戦の敗戦までは「大日本帝国」、ベトナムはかつて王朝時代の国号として「大越」と自称したように、それぞれ国名に「大」の字を加えたことだと指摘した。

 しかし、中国人から言わせれば「国土が一番大きいのは中国であり、日本、ベトナム、韓国は中国の1つの省とさほど変わらないくらい小さいではないか」と主張。そして、大きいというのであれば、中国こそ「大中華人民国」と名乗るべきなのに、なぜそうしなかったのかと問いかけた。

 中国の王朝時代をひも解くと、元朝以前には国号に「大」を使ったものはなかったが、元王朝の語源となった「大哉乾元」を見ると、中国も大を使っていたと言える。また、後には「周囲の少数民族に対して敬意を持たせるために、大漢、大唐、大宋と呼ばせたこともあったが、実力が伴ってこそ周辺を治めることが可能になるゆえ、決してただの飾りではなかった」と主張した。そして、清王朝の末期は混乱に満ちた情勢であり、周辺諸国や西欧も含む各国を意識し、虚勢を張って「大中華人民国」などと名乗ることはしなかったと主張した。

 逆に、「日本、韓国、ベトナムは中国に憧れ、強大な国家になりたい一心で、自らを偽って大を名乗ったのだ」と独自の主張を展開した。そして韓国は今も大を付けて名乗っているが、「実力の伴った強さこそが、国の真の強大さを表す」とまとめた。中国人は日本人以上に「大」や「小」という点にこだわる傾向にあるが、記事の主張も中国人ならではの観点に基づくものだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)