中国メディア・東方網は22日、「46年前に日本で平和の旋風を巻き起こしたパンダブーム、現場の航空写真を見て吃驚した」とする記事を掲載した。

 記事は、「1972年9月29日の日中国交正常化後、2頭のパンダが東京の上野動物園にやってきて、瞬く間にブームを巻き起こした」とし、同年10月末に上野動物園に到着したランランとカンカンのパンダ2頭が11月4日より一般公開されたことを、その当時の様子を撮影した写真数枚を紹介した。

 そして、当時の様子について「パンダを一目見ようという来園者の海ができていた。係員が『少々お待ちください』、『押さないで、急がないで』などといったプラカードを掲げている。あまりに行列が長くなりすぎて、入場制限をせざるを得なくなり行列の間に入って『今日はここまで。また明日来てください』と知らせる係員も見られた」と伝えている。

 また、パンダを見るために同園内に発生した長蛇の列を上空から撮影した航空写真を示し「この写真はさらに驚きだ。撮影された高さを考えれば、映っている行列が一体どのぐらいの距離になっているかは想像がつくだろう」と解説。約50年前に日本に吹き荒れたパンダブームのすごさを物語る1枚として紹介した。

 動物を見ていると、ただ見ているだけで心が癒されると感じることがある。特に愛くるしい体系と仕草を持つパンダに対してそのような感覚を持つ人は多いことだろう。中国による日本をはじめとする世界格好へのパンダの貸与は、外交手段の1つという側面が否めない部分はあるが、パンダ自身が持つ「癒し効果」はやはり大きいのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)