長い歴史を振り返ると、ほとんどの時代において中国は世界の大国として君臨してきた。近代でこそ一時的に立ち遅れたものの、今では中国の国内総生産は世界第2位であり、近い将来に米国を抜いて世界1位になる可能性は高いと言われている。

 中国メディアの今日頭条は19日、アジアには中国だけではなく、日本という強国も存在すると指摘し、「日本が強国として勃興できた3つの特質」について分析した記事を掲載した。

 中国と日本は古くから絶えず関わりがある国同士ゆえに、日本が明治維新後に短期間で列強となり、さらには第2次世界大戦後の焼け野原から経済大国へと成長したことに対しても、「世界は驚いたようだが、中国にとっては意外なことではなかった」と主張。なぜなら、中国は日本人が「3つの特質」を持っていることを知っていたからだという。

 記事が挙げた3つの特質の1つ目は「謙虚に学ぶ姿勢」だ。「他者を認め、そこから優れた点を学び取る」という日本人の姿勢は古代中国から日本がさまざまなことを学んだことからも見て取れると指摘した。

 さらに、「賭けに出るという、勝負師の特質」を挙げている。これは、19世紀に起きた日清戦争や日露戦争、満州事変など指し、日本は勝負師の特質を持って成功を収めたと指摘した。最後に、「じっと耐え忍ぶ」特質も指摘し、「日本はかつて中国に教えを請い、敗戦後は米国に従いつつ、米国の支持のもと経済を発展させてアジアの強国となった」と主張した。

 歴史を振り返ることはできるが、何が歴史を左右したかを断定することは難しい。しかし、中国から見ると、日本が強国へと急速に変化できたのは「他国の力を上手に取り入れたこと」が要因に映るようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)