中国メディア・東方網は19日、「スポーツは最高の人格教育、日本の青少年サッカーの哲学」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本人は強い自制力と集団意識で賞賛されてきた。日本サッカーを見ると、団結したチームで戦っていることをはっきりと感じる。チームワークやチーム至上の精神は、日本の青少年トレーニングの細かい部分における教育によるものなのだ」とした。

 そのうえで、横浜にある土のサッカーグラウンド上で練習を終えた少年サッカー選手たちの様子を紹介。少年たちは急いで着替えて帰宅することなく、自分の身長よりも柄の長いブラシを使ってグラウンドをならし、ゴールを元の場所に戻し、練習用具を片付け、グラウンドをすべて元通りにしてから帰ったと伝えている。

 そして、「こういった細かい教育を通じて、子どもたちの作業能力を養うほか、世界は自分1人だけではなく、集団の一員として他人のことも考えて生きて行かなければいけないことを学ばせる。他人を気遣い、集団に融け込み、自我を張らない選手こそ優れた選手であり、同時に品性を備えた優れた人間なのだ」と評した。

 また、経済的に発展した日本においても、子どもたちは必ずしもすべてが整った環境でトレーニングをしてるわけではなく、雨上がりのぬかるんだグラウンドでボールを追いかけていると説明。「どんな苦しい環境でも、子どもたちは夢を追い求めて奮闘することができるのだ」としている。

 記事は最後に「日本の子どもの多くは、週末をグラウンドで過ごす。サッカーだけでなく、野球、バスケットボールでも、運動を愛する子どもたちが駆け回る姿を見ることができるのだ。日本では、スポーツ文化がすでに国民の教育と切り離せないものになっているのだ」と伝えた。

 子どもたちがひたむきにボールを追いかける姿には、しばしば心を打たれる。スポーツを通じて子どもが成長するとともに、その姿を見守る大人たちも、しばしば何かを学ばされるのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)