日本に留学する学生の約4割が中国人だ。生まれ育った環境を離れ、異国の地で生活するのにはそれなりの苦労を伴うことだが、中国メディアの捜狐はこのほど、中国人が日本で留学生活を送る際、どのように健康状態を維持していくべきかを考察する記事を掲載し、日本と中国の生活習慣の違いへの対処方を紹介した。

 記事はまず、日本は四方を海に囲まれた島国であるため湿度が中国より高く、そのため冬の体感温度も低い場合が多いと紹介。また、日本の女性は冬でもスカートを履いている人が多いと紹介する一方、慣れていない中国人が冬にスカートを履くと「容易に風邪を引いてしまう」と注意喚起した。確かに中国では冬は厚着をする人が多いため、日本の若い女性のような服装は真似できないだろう。

 続けて記事は、「花粉症」を紹介。日本は花粉の飛散量が多いのか、日本で生活を始めた外国人も日本人のように「花粉症」に悩まされる人がいると紹介。中国でも花粉症の人はいないわけではないが、日本ほど多くない印象であり、実際に日本で花粉症になる中国人は多いようだ。

 さらに、「食べ物」の習慣の違いについて紹介。日本料理は中華料理と違って薄味で、油が少なく、健康的だが、野菜や果物の価格は中国よりも高いため、栄養不足にならないように注意する必要があると指摘した。確かに中国では野菜や果物は生産量が多いため、非常に安価だ。生活費が限られている留学生は野菜や果物を毎日食べるのは難しいだろう。

 加えて記事は、日本では飲食店などで「冷たい水」が提供されるが、これは日本人の習慣であることも紹介した。中国では東洋医学の考え方が広まっており、体を冷やす冷たい水を飲むこと嫌う傾向にあ理、ビールも常温で飲む人が多い。

 住み慣れた環境を離れ、異国の地で生活するには様々な苦労があることだろう。だが若いときに様々な文化や習慣に触れ、自分の見方を広げておくことは、その後の人生においてきっと役立つはずで、日本にとっても日本を知る中国人が増えることは日中関係の改善に寄与することと言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)